「晩御飯もそれが食べたい」と言うのでママはOKしました。
お義母さんは夕食は出かけるとのことで、冷蔵庫の中から今夜食べれるそうな残り物を出してきて、それを見たパっパーにちょっとしたひらめきが。
ママに「ユウにパっパーが晩御飯の用意してもいいかな?饅頭使って作るから」
まず厚めの豚肉のを薄切りにしてフライパンで軽く炒めて冷ます。
生の きゅうりも同じように薄切り。
蒸して冷ました饅頭を2つに切り、切れ目を入れてサンドイッチ風に。
ユウの好きな粒マスタード(辛くない)とマヨネーズを和えて簡単なソースに。
そして出来上がったのが、これです。
どうせ饅頭だけかじるだけの晩御飯になるなら、ちょっと手を加えたら喜ぶかなと思ってやってみました。普段はお義母さん&ママに任せっきりなので、ちょっとユウにいいとこを見せたくて。
ボーっとテレビを見てお腹空いてないと言っていたユウに1つ作った物を見せると
「おいしそうね、ユウ食べたい!」といい反応。
「あ、じゃあもうちょっと準備あるからできるまで待ってね」ともう1つ作り、残ったきゅうりと豚肉を横に添えてできあがり。
ユウは夕食のテーブルについていて、晩御飯を待ってました。
「はい、どうぞ。ゆっくり食べてね〜」とちょっとした達成感にひたりながらユウにあげると。
「ユウ、これ食べたくない〜!饅頭とバターがいい。これ食べない!」
最初の反応と全く違う言葉でパっパーの心はズタズタに引き裂かれてしまいました。
子供って時々正直で残酷です。パっパーが勝手に調子にのって頼まれてもないのに作ったものなので怒るわけにいかなくて。「クッソー!」と思いつつも何もできず。かなり切れ気味に「ああ、そっか。食べたくないか。じゃあ食べなくていいよ」とお皿を下げました。
それを見たママが「それはダメよ」とユウに言って聞かせて最終的には全部食べてくれました。ユウは食べながら何度も「パパ、おいしいよ。ありがとね」とは言うものの、何か嘘くさい感じで、「ママに言われたから言ってるんじゃないの」って感じであまりうれしもなく。正直へこみました。
子供が美味しいって言ってくれる料理を作るのって難しいですね。
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