2016年10月3日

遠慮だらけの夕食(その4)


まさか「その4」まで書くことになるとは。でもこのエピーソードは書いておかないと・・・。

ママのご両親が気を使って夕食で極端に遠慮する話をずっと書いてきました。気持ちは分かるのですが、お義母さんが多めに作るとか品数を増やすとか方法はいくらでもあるはず。でも何も変わる様子もなくこっちがイライラ。でもそれはしょうがないとこっちが目をつぶるしかないんです。

ある日、日本人の知り合いに鍋用にと「あんこう」の切り身をいただきました。その方の家の夕食に招待されてて、ママが行く予定だったんですが急にユウがお腹痛いと夕食後に言い出して行けなくて。でもご親切に残していただいたものです。

その数日後の夕食はママが準備(やった〜!)。メニューは「あんこう鍋」と「大根と豚バラの甘辛(豆板醤と甜麺醤)炒め」

鍋なので野菜もいっぱいですし、甘辛炒めはご飯にあっていっぱい食べれます。あんこうの切り身も結構多めにもらったので大人4人で食べても1人2、3切れは食べれるくらいの量はありました。

ここでまた「いつもの遠慮」が出るんです。
鍋の野菜はつつくのに「あんこうの身」はなかなか手を出さない。ママが「パっパーや子供は食べないからもっと食べてよ」と言われてようやく一切れ、でも骨や尻尾など身の少なめのとこをとるくらい。

ったく、他に食べるものないのにこの遠慮。訳わからん!
まあ「あんこう」自体はママの為にもらったもの(パッパーは苦手っぽいから)ですが、十分3人分あるのに手を出そうとしない。

お義父さんは甘辛炒めは普通に食べて、お義母さんは鍋の野菜とご飯を食べるのみ。それに気づいたお義父さんが「おい、こっちも食べろよ」と言わんばかりに、甘辛炒めの大根と豚バラをお義母さんの茶碗に入れる。でもお義母さんは自分では一切手を出さない。

でもパっパーは見てしまいました。お義母さん。やってはいけないことをやってしまいました。遠慮するにもほどがありますが、それだけはダメですよ。ママが台所に行っているスキになんと「ご飯のおかわり」をしてしまったんです。

お義母さんですが、血糖値が高めで炭水化物はできるだけ多めにとらないようにしないといけません。ご飯のおかわりなんてもってのほか。ママの前では絶対にさせてもらえません。なのに、その日に限ってママの目を盗んで「おかわり」です。

いつもなら自分で作った「遠慮しないで食べれる一品(野菜炒め、スープのでがらし肉、水煮野菜など)」があるのですが、その日は「ママ用のあんこう鍋」に「パっパーの大好物」の甘辛炒めと白いご飯のみ。遠慮してたら何も食べれません。鍋の野菜とあんこうの骨や尻尾まわりは食べたものの、全く足りない。そこで食べれるものといったら「ご飯」のみ。

パっパーは見ました。お昼に炊いていたご飯を容器でチンして食卓に置いてあるんですが、ママが台所に行ってこっちを見ていないときに、お義父さんがおかわりでご飯を入れている横で、自分もご飯を容器からサッサっととって、ママが見てないのを再確認して口の中にかき込みました。

血糖値が高い、糖尿病になる、炭水化物はよくない。分かってるはずなのに、「遠慮」のためには術を選ばないというわけですか?そこまで遠慮するって一体?せっかく頂いた「あんこう」をみんなで「おいしいね」って食べればいいのに。毎回、食卓はこの変な遠慮と諦めのきいた手抜き料理(「どうせ私はこれしかつくれないから」)で楽しくないです。

「あんこう鍋」ですが、あんこうの身が臭みもなくあっさりして、パっパーもいっぱいいただきました。とてもおいしかったです。



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