家族がいよいよ帰ってくる（その４）

木曜の飛行機を金曜と勘違いして乗り過ごしてしまったママ、ユウ、ハル、お義母さん。残念ながら金曜のフライトは席が空いてなくて乗れないとのこと。

ってか何で「勘違い」するかな？自分で飛行機のチケット買っておいて、帰る日も覚えてないってどういうこと？と言ってやりたいとこですが、今はそれどころじゃないんです。

選択肢は

1. 土曜のフライトに１席空きがあるのでそれにママとハル。日曜にお義母さんとユウが乗る
2. ４人で一緒に帰れるフライトがあるまで待つ
3. その日の夜にあるオーストラリアの他の街に飛ぶフライトに乗って、着いたら国内線の航空券を飛行場で買って土曜の朝に着けるようにする

ちなみにお義母さんが「私たちのフライトは金曜出発の土曜日到着よ」ってずっと勘違いしててそれをママが信じたみたいです。そこでE-チケットを確認しておけば問題なかったんですが、お義母さんがかなり自信ありって感じでママも「そっか、私の勘違いか」と思ってしまったらしいです。

なるほど、それでママからメッセージが水曜に届いたんだ。お義母さんが「何言ってんの？飛行機は金曜出発よ」って言われたのかな？

言うまでもなくお義母さんはかなり責任を感じてると思います。ママもそれを知っててあまりキツくは言わなかったそうです。大人であるママにも責任があるわけで。

選択肢は３つ。でもハルの食べるものの準備が数回分しかない。国内線のチケットを空港で買ったら一体いくらかかるの？絶対高いよね。香港の空港でカンタス航空のカウンターで国内線のチケットがとれるか聞いてみるとか？

ひとまずママとのビデオチャットはすぐに切って、ママは空港でどうするのがベストか考えて決めないといけません。パっパーもママの決めたことを全面サポートです。

っていうかお義母さん、もう信用できません！

数時間後にママからビデオチャットがきて、背景がホテルの部屋でした。

結局は土曜の空いてる１席でママとハルが帰って、ユウとお義母さんは日曜ので。まあそれが一番いい決断だったと思います。ホテル代はかかりますが、チケットの変更代はかからなかったらしいのでそれはラッキーかなと。

ったく、普通に帰ってたら今頃家で一緒にご飯食べてたとこなのに。土曜のテニスの試合もお休みしたのに。そんなわけで金曜の朝の到着予定が日曜の朝到着になりました。ユウとお義母さんは月曜に到着。

数日伸びましたが無事に帰ってきてくれればそれだけで十分です。

ちなみにお義母さんがそのことお義父さんに電話したら、知り合いを通じてホテルの部屋を予約してもらったそうです。でもお義母さんが電話している間にママが空港のホテルの案内所で同じホテルの部屋を予約してて。見事にダブルブッキングです。

ビデオチャット中にお義母さんはホテルのカウンターでその説明に追われてたそうです。ちょっとお義母さん、しっかりしてくれ！無事にユウを連れて帰ってよ！

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