女の子に間違われるハル

髪が長い＝女の子。オーストラリアではそんな感じです。ハルもよ〜く間違えられます。

ユウはちょっとクセ毛でちょっとクルッとした髪です。生まれて半年くらいに乳痂と呼ばれる、頭皮に黄色いかさぶたのようなものができてしまってユウは一度坊主頭にして・・・。

ハルはまっすぐでサラサラ。何の問題もなく髪が伸びて、柔らかくてかわいいので前髪は切りつつ伸ばしっぱなしでした。でもママが「もう前髪も切らないで結べるまでに伸ばそう」と決めて、２歳の今は前髪も結構伸びて毎日ゴムで結んでます。

そうなると毎回外に出るたびに「She is so cute（かわいいね）. She is gorgeous（ゴージャスね）」と通りかかる人かがよく言われます。英語は日本語と違って主語を省略しないので「彼女はかわいいね」となります。「また女の子に間違われたね〜」ってのが毎度のことです。

超親バカですが、確かにかわいいです。そこらへんの女の子よりも全然かわいいです、本当に。ママが選ぶgender mutual （男女両方いける）服のせいもありますが、確かに女の子に見えます。毎回毎回、説明するのも面倒なので、知らない人には訂正しませんし・・・。

でも最近は５歳で英語に自信がついてきたユウが言います。
 「He is a boy, not a girl. He is my little brother!! （男の子だよ、女の子じゃないよ。僕の弟です！）」

この日曜日もママがテニスをしてるときにユウとハルを公園で遊ばせてたんですが、ある家族連れのお父さんが「ほら、その女の子に使わせてあげてね」と自分の子供に行った瞬間にユウが間髪入れずに「女の子じゃない、男だよ！」と英語で。

パっパーはちょっと離れてそれを見てたんですけど、後でユウが誇らしげに教えてくれました。

「パパ。またハルが女の子って間違われたよ。でもね、僕がハルは女の子じゃなくて、男の子だよってあの人に教えてあげたよ！」

頼もしいお兄ちゃんです。

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