今の家の担当のエージェントのPさんが家族友達だったのは何かしらの運命というものがあったのかもしれません。
Pさんは色々な情報をパっパーに教えてくれました。
今、他の人からどれくらいのオファーが出てる。売り手はどれくらいの金額で売りたい。いつまでに売りたい。どれくらいの金額で出したらいいなどなど。もちろんそんなことは他の買い手には教えるわけもなく。
その情報を元に「XXドルで買います」とちょっと低めのオファーを出す。
実は1ヶ月前に売り手が望んでいる額のオファーが出てたのですが、その人の買う条件が「今の家が売れたらその値段で買う」ということでした。
でもその人の家は未だに売れていなくて、いつになるか分からない。売り手の人も同じ額を他の人が出せば即座に売ったと思います。ちなみにその金額はパっパーの予算をちょっとオーバーしていました。
その人から連絡がないまま1ヶ月以上が経ち、売り手の人も早めに売りたいとのこと。
そこでパっパーからオファーの金額をちょっと上げて、ちょうど最初のオファーと1ヶ月待ちの人の金額の間で2度目のオファーをしました。
売り手の人はちょうどニュージーランドを奥さんと旅行中ということもあってエージェントのPさんも連絡がなかなか取れないとのこと。でもなんとか次の日に電話がつながり、パっパーの金額でOKということになりました。
「おめでとう。この家は君たちのものになるよ」とすぐに連絡がありました。
その連絡があったのが金曜日。土曜日にはその家のオープニングが既に予定してありました。Pさんから「終わり頃に来てみんなが帰ったら契約書にサインしてもらうから」と言われ、土曜のオープニングに顔を出す。まだ中国人の家族が何組も来てて、この間来ていたアフリカ人の家族も来てた。
後で聞いた話では、そのアフリカ人の家族はかなり家が売れたことにかなりご立腹だったらしいです。本気で買う予定だったようで建物検査(家に欠陥がないかプロが調べる)もパっパーが買うことが決まる数日前にやっていたらしく、もうちょっとパっパーのオファーが遅かったら買われていたかもしれません。逆にアフリカ人の家族は数日遅れで買いそびれた形になり、怒るのもしょうがないです。
本来ならエージェントが「かなりいい額のオファーが来ましたよ。あなたはどうしますか?」と電話をかけるはずなのですが、Pさんいわく「建物検査をして数日経ってもオファーも連絡もないからわざわざこっちから連絡しないよ。まあ普通だったらやるけどね(笑顔)」とのこと。
やはりそういった「コネ」はこういう時に強いです。
Pさんが担当してなかったら、この家は買えてなかったかもしれないし、もっと高い金額を出したかもしれません。本当にPさんには感謝です。
まあPさんからしたら「ずっと売れない家が売れたからよかった」のかもしれません。
アフリカ人の家族の人がいい金額のオファーを出すとう保証はどこにもありませんし。
とりあえず「家自体はいい」ので引越しが楽しみです。
それについてはまた今度書きます。
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