ママが家にいない（パート１）

２人目のハルを出産してママとハルは１週間ほど入院。病院は車で１０分もしない近いところにあるのですが、ユウにとってはママがいない長〜い寂しい１週間です。

出産の次の朝、ユウが保育園に行く前にパっパーはユウにシリアルをあげてるとママから電話が。ハンズフリーでユウにも聞こえるように話しているとユウが耳のとこにつけてママとしゃべりたいと言い出しました。

「じゃあユウ、ママいないけど保育園がんばってね。保育園終わったらパパと来てね」
「ママ〜！ユウ、がんばれないよ。保育園行きたくないよ〜」
とそれまでは普通だったユウの目から大粒の涙がド〜っとこぼれ落ちてきました。

泣きじゃくるユウにお義母さんがティッシュで涙を拭こうとすると、ユウは「いらない、いらない」と泣きながら腕を振り回して。ママと電話が終わってもユウは泣きっぱなしで大変でした。

「行きたくないよ〜、行きたくないよ〜」と大泣きするユウ。なんとか朝ご飯、歯磨き、着替えを終わらせて車に乗せました。車の中ではちょっとは落ち着いたユウでしたが、近づくにつれて
「パパ、ユウと保育園で一緒に遊んで〜！パパ、帰らないで！」

駐車場に入った瞬間にまたユウは「行きたくない！」と大泣き。

「ほら、今日は保育園で何して遊ぶかな？友達いっぱいで楽しいことするかな？」
「楽しくないもん。行きたくな〜い」

仕方なく抱っこしてクラスの部屋まで連れて行って、先生たちに
「こういうわけなので、ユウは寂しいと思うのでよろしくお願いします」と言って保育園を出ました。ユウの寂しそうな顔を見ながら帰るのは辛いです。

普段ママが送っていくときは全然そんなことないのに。
ママが家にいない、ママに会いたいユウの気持ち痛いほど分かります。
シリアルを食べながら電話で泣かれたときは、パっパーも涙が出そうでした。

パート２に続きます。

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