天井裏から異臭（その１）

ハルの部屋からどうも最近変な匂いがするってママの話で。数週間前に、ネズミかポッサムがいるかも持って業者さんに見てもらって、ポッサムは大きすぎて入らないけど、ネズミは可能性あるからって話はあったとこでた。

ママの鼻はパっパーの何十倍もいいようで、運転中に子供が後ろでしたオナラも瞬時にわかるくらいです。そのママが数日前から気になってて、確かにその日の朝はパっパーもわかるくらいの匂いでした。

「前にネズミの足音が聞こえてたから、死んで臭くなってるかも」ってママが。
ネズミの死体から異臭、あり得えます。でもそうなると天井裏（屋根と天井の間）に入ってみないといけません。これはパッパーの仕事です。以前に数回入ったことあるので、怖いとか嫌だってのはないですけど、その日はちょうど暑くて・・・。

埃やゴミがすごいので帽子に伊達メガネ、バンダナをマスク代わりに、長袖に動きやすい靴。手には懐中電灯２つとスマホ。洗濯の部屋に天井に通じる入口があって、ハシゴでそこから入ります。相変わらず汚くって埃っぽい。昼間なんで屋根のちょっとした隙間から溢れる光で何があるかは見えます。エアコンの本体、ガス、水道などのパイプ、電気の線があちこちに。埃＆砂まみれの断熱材が一面に敷き詰められてて、歩くような高さもなく、座って＆中腰で移動です。

入ってみると匂いは特に感じず。それでハルの部屋の方に近づいて行くと、確かに少しずつですが異臭が。二つの懐中電灯で探すのですが、ネズミなんて小さいもので見つけるのは相当大変なものです。しかもこんなグチャグチャの天井裏、見つかるんだろうか？でも近づくにつれて匂いはどんどん強くなっていきます。

ハルの部屋の上ら辺にくると、スペースもかなり狭くて＆暑くって。電灯であちこち照らして探すこと１０分ほど・・・、見つけました。ネズミの死骸！これって「マウス」っていう小型ではなく、「ラット」っていう大型のネズミだ。しかも手の届かない＆体の入れない奥のとこでゴロって死んでる。ひとまずスマホで証拠写真を撮ってと。

天井裏の入り口まで戻ってママに「がんぜき（山口弁）、熊手（葉っぱ取り用の外で使うほうき）」と芳香スプレーをお願いして、また死骸まで戻る。そこまで戻るのも一苦労ですが、さすがにこの異臭はほっておけないし。それに引っ掛けて手持ちのビニールの袋に入れました。う、すごい匂い。スプレーしたのはいいけど、まだ問題が。

注：ここからグロい話になるので嫌な方はここでやめましょう。
その２に続きます。

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