ボーローバオ

お義父さんが来てる間にかなりの頻度で飲茶に行ってました。いつもなら街中のチャイナタウンのお店に行くのですが、家から車で１０分もしないとこに一軒あるので最近はずっとそこへ。ユウの一番大好きな物が「ボーローバオ」

これです。「ボーロー」は広東語でパイナップル。「バオ」はパンというか饅頭というか。直訳すると「パイナップルパン」。日本人からするとメロンパンですけど・・・。

このメロンパンは週末にしか出してないらしくて、平日に一度来た時にそれを知ったユウが大泣きして、その土曜日にも飲茶にきたくらい大好きです。

一皿に３つ入ってて、ユウが２つを簡単に食べてしまいます。残りの１つはパッパーにくれます。

「パっパー、メロンパン１つあげるよ〜」
「え？食べていいの。ありがとう、ユウ。いい子だね〜」
と最後の一つをもらいます。

中にカスタードクリームが入った甘いパンなのでお皿の横に置いたまま他の餃子やシュウマイを食べてると
「パっパー、メロンパン食べてね・・・。早く食べてね！」
とユウがじーっとパンを見てます。

パっパーとしては最後にデザートとして食べたいのですが、ユウが食べたそうに見つめるので「分かった、分かった、今食べるよ〜」とすぐに食べます。
「パッパー、おいしかった？」
「うん、おいしかったよ。ひとつくれてありがとうね」
ユウはそれを聞いてうれしそうにしてます。

本当は３個全部食べたいと思いますが、１つは必ずパっパーにくれます。シェアができる優しい子です。まあ「シェアすること」についてはかなり言って聞かせているのでそれをできるようになった姿を見ると親としてもうれしいかぎりです。

ちなみに飲茶の本場の広東省（ママの出身）ではパイナップルパンはないそうです。まあオーストラリアに関わらず子供には人気がでそうなメニューですね。

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