イングリッド(オーストラリアで一番お世話になってた人)の突然の死。1週間後の水曜にお葬式が行われました。
こっちのお葬式は日本の黒一色のものとは違って、逆に白って感じの明るいものです。「亡くなった人を悼む&その人の一生を祝う」という感じです。
この式場では、司会者の人がいて、家族や友人のスピーチ。写真を音楽にのせてスライドのように見せて。その後に式場の一番前にある棺に参加者が花を添えて終了といういたって簡単なものです。それが終わって、となりの部屋でコーヒーや紅茶を飲んで参加者同士が喋ってそれ終わりです。
参加者の半分以上は知らない人ですが、知ってる家族(イングリッドのお父さん、お兄さん、弟さんやその子供たち)や知り合い(夕食たバーベキューであったことある人)と少しずつ喋って。
みんな「もう苦しまなくていいから。楽になったんだよ」と悲しいのですが、笑顔です。さすがに涙ながらギューっとハグ(抱きしめる)されて「悲しいよね、寂しいよね」と言われるとこっちも涙が出てきます。
パっパーは式の間ずっとハルを抱っこして涙をこらえてたんですが、家族や友人のスピーチで話している人に泣かれてるとこっちもジーンと来るものがありました。写真のスライドではパっパーがこっちの大学卒業で一緒に撮った写真が出てきたり、昔飼っていたワンちゃんの写真などが出てきて、いろんな思いがいっぱい溢れでてきて、それと一緒に涙もポロポロと出てきました。
「あ〜、もう会えないんだな。さようならを言わないといけないんだな」
そう思うとなんとも言えない虚しさというか、寂しさというか、悲しさというか。
もうさよならを直接言うことはできないけど、ここでちょっと最後のさよならを言わせてください。
「イングリッド、成長したハルを見せることができなくてゴメンね。ユウもハルも大きくなったよ。パっパーも一人前のプログラーマーとしてここでがんばってます。僕たちを家族のように暖かく接してくれて本当にありがとう。本当にお世話になりました。天国から僕たちのことを見守っていてね。ありがとう」
0 コメント on "一番お世話になってた人が亡くなる(その2)"
コメントを投稿