2015年2月16日

お義母さんと桃の木(その1)


家に2本の桃の木があります。お義母さんが家を買ったときに植えたもので裏庭に1本、玄関の脇に1本。かれこれ5、6年前から夏前になるといっぱい桃の実が出てきます。

お義母さんは1年間の冬の3ヶ月くらい豪州にいます。ちょうど桃が全部なくなり、葉っぱも全て落ちた頃に帰ってきます。

ちなみに「黄桃」という種類で小ぶりですがジューシーな黄色の果実がとても美味しいです。毎年たくさんの実がなるので食べきれません。鳥がつついたり、自然に落ちたりしますが、木が大きくなるにつれて実の数も増えて。正直、ママやパっパーは飽きてしまって全然食べません。

お義母さんは冬の葉っぱのない時期しか知りませんが、この木、メンテがかなり大変です。放っておくとフェンスを越えて隣の家にまで枝が伸びます。その長い&高い枝に葉っぱが付いて冬に全部落ちます。春になると新しい枝がいっぱい出てきて大きくなる。葉っぱが出てくると横に植えてあるレモンの木に太陽が全くあたらなくなるし。

それをパっパーが毎年のようにハシゴに登って手の届く範囲の高さに枝を切ってます。あまり高くなりすぎでも桃が取れないので。葉っぱが落ちた冬に1回、実がなる始める前の夏場に1回。ノコギリや枝切りハサミでかなりの重労働です。

そんな重労働も知らずにお義母さんは「何か別の木を植えたいわ。桃の木はもう伐採してもいいかな」みたいなことをたまに言うらしいです。桃の木が嫌いになったかというとそうではないらしいです。

今回はハルの出産のためお義母さんは春から豪州にきました。
ちょうど桃の木に実がなり始めて、今年も大収穫の予感のある日。ママの突然の悲鳴を聞いてパっパーが外に出てみると・・・、1本太い枝が折れてる!原因は実が多すぎてその重さに耐えられずにポッキリと。「あ〜あ、お母さんはショックよ〜」とママ。

折れたものはしょうがないのでその部分は全部ノコギリと枝切りばさみで切ってゴミ箱へ。100個以上の桃が無駄になってしまいました。

お義母さんはちょうど昼寝から起きて、窓越しにパっパーが片付けてるのを見てました。表情は本当にショックを受けてる様子でした。確かに自分が昔に植えた木が順調に成長していて突然折れればそれは悲しいのは当然ですね。

でも他の枝は無事で今年も充分な数の桃の実がなりました。
お義母さんのリクエストで最後の2週間はネットをかけて鳥に食べられないようにカバーまでして(もちろんパっパーがネットやります、かなり面倒ですが)。ネットのおかげで鳥にもつつかれず&落ちた桃もネットでキャッチできて、お義母さんはいっぱい桃を食べれたと思います。

玄関先にある桃の木についてはその2で書きます。

読んで「面白かった」と思われた方、応援のクリックを以下のバナー(写真がリンクになってます)からお願いします。 詳しくはこちら
にほんブログ村 子育てブログ パパの育児へ

0 コメント on "お義母さんと桃の木(その1)"

コメントを投稿

Powered by Blogger.
 

パパと一緒 Copyright 2008 All Rights Reserved Baby Blog Designed by Ipiet | All Image Presented by Tadpole's Notez