看護師さんが言うには
「先生に確認しますけど、縫わなくて大丈夫ですしょう。glue でできるよ」とのこと。
"glue" 直訳で「のり、接着剤」。くっつけるのは分かったけど、どんな接着剤を使うのやら?まあ、ひとまずは「縫う」ことはなかったので良かったとして。
看護師さんに大きな絆創膏を貼られ「それじゃ、また待合室で待ってください」と言われた。「やっぱり待たされるんだ、まあ血も止まったし、他にもっと病気な子供たちもいるし、しょうがないな」と、待合室で待つことに。
病院に着いたのが午後9時。ユウの寝る時間はいつもなら午後8時。
何人かの先生が行ったり来たりで家族を呼びに来る。何人かの看護師さんが診察室へと家族を。新しい家族がまた受付にやってくる。
ユウはテレビをパっパーのひざの上に座って見ながらボーっとして何度も聞いてくる。
「次はユウの番かな?次はユウの番よ」
「そうだね、ユウより先に来てた人が先生の方に行ってるからもうすぐかな?」
そうして待つこと2時間、ようやくユウの名前が呼ばれた。時計は既に午後11時をまわってました。
病院内に2つだけある特別な診察室(壁に絵が書いてある、オーシャン部屋)に通され、女の先生に傷をチェックしてもらいました。
先生もglue で大丈夫とのことで、ベテランの看護婦さんが来て傷をきれいに拭いた後にそれこそ瞬間接着剤のようなものを傷口に塗ってそれでおしまいでした。
「2,3日は傷口が濡れないようにお風呂とかは避けてください。軽いシャワーは大丈夫です。傷もそのうち乾燥して良くなるので、絆創膏もいらないし、何もしなくていいですよ。後は子供さんが触らないように気をつけてください」とこのこ。
病院を出てすぐにママに連絡。家に着いたのは午前0時前。もちろんユウは車の中で寝てしまいました。ご両親もママも心配で寝れなかったようで、傷口がきれいにふさがって大丈夫なのをみて安心したみたいです。
目が覚めたユウは「パパ、今日は歯みがきしたくないよ~」(いつもは眠くても歯みがきは必ずさせてるので)と言ってきました。
「うん、今日はいいよ。早く着替えて寝ようね。明日の朝、しっかり歯磨きしてね」
と言ってユウをベッドに寝かせました。
まだ3歳のユウ。疲れてぐずって泣いてもしょうがない歳ですが、最後までいい子でした。
診察の時も多少痛いことや血が出ても平気でした。
「よくがんばってね、いい子だったね」、ユウの成長を感じます。
0 コメント on "ユウ転んで血(その2)"
コメントを投稿